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執筆者の写真櫻井千姫

どうでもいい、どうでもよくない日常

こんばんは。千姫は元気です。


正確に言えば、私は元気なのですが、私の周りの人が元気がない。


昨日もご飯を食べながら友だちの悩み相談にのっていたのですが


その帰り、ヤバげな人に絡まれました...(>_<)


ロリータで目立っていたせいもあるんでしょうね。


超近距離で、「ご飯食べませんか?お酒飲みませんか?」てめちゃくちゃしつこい!!


そしてどんどん接近してくる!!


もう、しゃべり方からして、あきらかにおかしい感じの人だったんですよ...


身の危険を感じて「マジで無理です!!」てほぼ叫ぶように言って離れましたけど。


本当に日が暮れてからのお出かけは危険だなって実感しましたね。


前は安全だった街も、変な人が増えています。


ただ声かけてくるだけならいいんだけど、触ってきたりとか、殴ったりとか、お金を盗ってきたりとか、何するかわからないから怖い!!


老若男女問わず、気を付けましょうね...


さて、気を取り直して、最近の日常写真です。



友だちの荻田忠利さんが出ている映画を観に行ってきました。


主演の行平あい佳さんは、「私の奴隷になりなさい 2」で主演を務めた、日活のポルノ女優の娘さん。


めちゃくちゃセクシーで、お綺麗な方です。


荻田忠利さん演じる「スギちゃん」は行平あい佳さん演じる「サキ」の旦那さん。


荻田さんは自身も左半身麻痺を抱える障碍者俳優なのですが、ほとんど役作りをしないまま、まさに荻田さんそのものの演技をしています。


画家だったスギちゃんは、脳の血管が切れて左半身麻痺になって以降、絵を描けなくなっていた。


妻であるサキは深夜のファミレスで働いてスギちゃんを支えているのですが、そんなスギちゃんにまた絵を描いてほしい、と思っているのです。


でも、生活のすべてをサキに依存しているスギちゃん。身体が動かないので、セックスすらまともにできません。


次第に二人の間に亀裂が生じていき、サキは同僚であるユキオの元に走ってしまうのですが...


障碍者の恋愛、結婚、性。


そういうものをすごくリアルに、掘り下げて描いた作品。


障碍者でも恋愛したいとか、結婚したいとか、セックスしたいとかそういう気持ちはもちろんあるはずで。


でも身体が思うように動かなかったら、愛し合うことさえままならない。


そんな二人がどんな着地点に至るのか...ハラハラしながら見守りました。


こんなご時世ですが、5/28まで、新宿のK's cinemaで18時半からやっているので


お近くの方は足を運んでいただけると嬉しいです。



この本がようやく読み終わりました。


イギリスのお屋敷で主に仕えるスティーブンスは、短い旅に出る。


イギリスの田園風景の中、彼の心に去来する長年の執事生活の思い出。


主への敬愛、父の死、二つの大戦の最中屋敷で行われた重要な国際会議の数々、そして女中頭への淡い想い。


主人公は「品格ある執事」としての姿を追い求めてきた、昔ながらの真面目なイギリス紳士なのですが、


女中頭のミス・ケントンとは両片想い状態。


いい大人が何やってんだよ!とマジでじれったくなりました(笑)


文章は非常に読みやすいのですが、結構、文字ぎっしりですし、しかも1950年代の話ですし、政治的な話も出てきますから、


歴史に疎い私にはなかなか読み通すのに根性がいる本でした。


でも、さすがカズオ・イシグロさん。きゅんきゅんしたり、感動したりしながら、考えさせられる。


ブッカー賞受賞作を獲るのは当たり前ですよ、この小説。


読みやすい本ばかりではなくて、たまにはこういう、根性のいる本もがっつり読んでみたいですね。


読まないと書けませんから!



さて、カズオ・イシグロさんが読み終わったので、今度はこだまさんの本を読み始めました。


twitterでも時々絡んでいただけるこだまさん♪


「夫のちんぽが入らない」が面白かったので、これも絶対面白いよね、と思って買いました。


しかもサイン本なんですよ!一冊しか残ってなかった!!


これはエッセイで、旅をテーマにしています。


京都とか台湾とか、いろいろな場所に旅した時のことを、こだまさんらしい、ユーモアを交えつつ、心にがつんと響く筆致で書いている。


エッセイって、普段あまり読まないのですが、やはり好きな作家さんのエッセイって面白いのですよね。


私はエッセイはあまり得意じゃないです。


自分のことを書くのが苦手。


だって私が自分のことを書いたら、出版できませんから(^^;)


いつか自伝とかも出してみたいのですが、内容が過激過ぎるので、「出したい!!」って言ってくれる出版社さんがおられるかどうか...


あまりにも過激ですよ。リアル「Deep Love」だしリアル「恋空」だしリアル「赤い糸」ですよ。ていうか、あれよりひどいですよ(笑)



Facebookでお友達になった岡田文重さんの「手作り工房mitibiki」様で、


オーダーメイドでヘリフリルバッグを作って頂きました!!


四段のフリルで、取り外せるリボンはグレーと黒、二つ作って頂いて。


サービスでポーチと、お菓子まで頂いてしまいました!!


文重さん、ほんとに親切な方で、イメージイラストすら上手く描けない(絵が下手過ぎる)


私に、理想通りのバッグを作ってくれました♡


私は、シャネルとかグッチとかプラダとかヴィトンとか、ハイブランドには興味ありません。


お金を出せば誰でも買えるものじゃなくて、ヴィンテージや一点ものが好き。


特にバッグは、荷物が多いので最近は実用性重視。


ロリータのバッグって、ほんとに物が入らないのですよ...


よって、バッグ2個持ちは当たり前!!


ジム行く時はスポーツバッグも持つので、バッグ3個持ち。


そしてカフェとか入ったりするので、どこかで1個バッグを忘れてきます...


忘れ物、なくしものが多いのは、発達障害だから半ば仕方ないと諦めてますが


せめてバッグは使いやすいものにしたいですからね。


このヘリバッグは中にたくさんポケットがついているので、整理整頓もしやすいです♪


パソコンもすっぽり入るから、これひとつあればカフェで執筆できる!!


文重さん、ありがとうございます。一生使います!!


なんだか今年は早く梅雨が来そうですね。東京は毎日のようにジメジメ空...


湿気と気圧にやられて、体調を崩す人も多いみたいです。


「おかえりモネ」でやってたけれど、そういうの、「気象病」って言うらしいですね。


湿気や気圧のせいで、血流が悪くなったりするらしい。


ただでさえ毎日雨だと、メンタルに来るものがあります。


コロナ禍の今では、鬱屈したものをお酒で発散!! ていうのも難しいですし。


旅行はできない、公共施設は危険、百貨店は閉鎖。


ほんと、いつまで続くのー、て思いますよ(>_<)


作家としてはとにかく、書店さんが閉まらないことを祈るばかり...


ネットで買ってもらってもいいけれど、やっぱり本は本屋さんで買ってほしいな、と個人的には思うのです。


本屋さんで買えば自分の本だけじゃなくてぱっと目についた他の本も買ってもらえますし。


もちろん作家としてもっともっと売れたい!大成したい!て欲はあるのですが、


それにはまず、もっと読書界全体が盛り上がらないといけないと思うんですよね。


打倒!出版不況!! です。


というわけで、今日もこの言葉で締めましょう。


人類がコロナに勝利した姿をイメージして。


ヴィクトリー♡

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