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コロナ禍の出版業界

執筆者の写真: 櫻井千姫櫻井千姫

どうも、千姫です。


今日の東京は憂鬱な雨。


気温も昨日より低く、まぁこの時期らしい気候だなとは思うのですが


太陽がないとなんとなく沈んだ気分になります。


その分、なぜか執筆は進むんですけれど。


ちなみにこれは、今読んでいる本。

スタ文の未来をしょって立つ、小鳥居ほたるさんの作品です。


まだ読み始めなのですが、大学生のピュアな恋愛ストーリーということで


これはとても楽しみ。


小鳥居ほたるさんの小説はアンソロジーに収録されている短編しか読んでいないのですが


この方、文体が巧みですね。ちゃんと読者の心を掴む、魅力のある文章で書かれています。


コロナ禍の中、出版業界はピンチです。


二月頃は、コロナの暗いニュースのせいか、「本でも読むか」という人が増え、


特に子ども向けの書籍はよく売れていたようなのですが、


このゴールデンウィークになると本屋さんは軒並み閉まり、開いている本屋さんでも、流通の関係で新刊が入って来ず。


お取り寄せ、注文もできない本屋さんがあるみたいです。


特にスターツ出版の本は街の小さな本屋さんではまだ取り扱いがないこともあり、


ショッピングモールなどの大型の本屋さんに置いてあることが多いのですが、


そのショッピングモールすらそもそも閉まっていたり...


今年は休校のせいで夏休みもなくなるのでは、と言われており、


本来なら書店が大きくキャンペーンを打つ夏も、売り上げは厳しそうです。


私も今年はバンバン出したい! と思っていたのですが、


こんな状況ではにっちもさっちもいきません。


アイディアはばんばん生まれてくるのですが、


なかなか形にならないというのは辛い。


本当は、本は本屋さんで買ってください、と言いたいのですが、


今はそれも言えないですからね。


ネット注文を活用してください、としか言えない。


それでも、ステイホームなこのご時世、本に触れることで救われることもあると思うんです。


恋愛、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、ホラー。


本の世界では、現実に体験できないことも体験できる。


お出かけできない今、読書を通じて色々なことが体験できるのです。


休校になってて毎日何していいのかわからない、という子どもたちにも、


ぜひ本を読んでほしい。


本の素晴らしさは、家にいながら、他人の人生に入り込むことができる点です。


いい読書体験は、人間力を上げてくれます。


本好きな人なら、本を読むことによって自分が変わった、という感覚もわかるのではないでしょうか。


繰り返しますが、本屋さんに行ってください、とは言えません。


でもこういう時こそ、ぜひネット通販でもいいですから、読書をしてみてください。


コロナのニュースばっかり見ていたら、心も鬱に傾きます。


心を元気にするための読書、おすすめです。


それでは、今日もこの言葉で締めます。


人類がコロナに勝利した姿をイメージして。


ヴィクトリー♡

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