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  • 櫻井千姫

公開サイトやスマホから記事を作成

ブログ記事の作成がより簡単に、スムーズになりました。Wix エディタにアクセスすることなく、デスクトップやスマホから公開サイトにアクセスすることで記事を作成して公開することができます


デスクトップから記事を作成するには

まずは Wix エディタからサイトを公開してください。公開サイトにアクセスし、ご利用の Wix アカウントでログイン後、記事の作成、編集、コメントの管理、特集記事の設定など様々なことが行えます。縦に並んだ3つのドット ( ⠇) をクリックしてご利用できる機能をご確認ください。




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ブログ限定小説「終わりのための11分」第二十三話

第十一章 塀の中 「ちょっと慌ただしいけど、ごめんね」 刑事たちは、思ったよりも優しかった。深夜に覆面パトカーに乗り、警察署に連れて行かれたあたしを、ちゃんと気遣ってくれる。向こうも相手が未成年で、しかも女子ということで、それ相応の心構えをしているのだろう。 「あそこでは、いつから働いてたの?」 「今年の五月からです」 「家出人の捜索願いが出てる。家出してたんだね。理由は?」 「……黙秘します」

ブログ限定小説「終わりのための11分」第二十二話

あるところでぷつんと、意識が途切れた。テレビを切ったかのように、視界が失せ、聴覚が失せ、なんにもない「無」の状態に放り出された。 それがほんの数分のことだったのか、一時間、二時間に及ぶものだったのかわからない。 気が付けばあたしは薫の家の近くの小さな公園でベンチに座っていた。日はとっぷり暮れて、世界は薄墨色に染められている。公園の外灯が、あたしと律希の座っているあたりをまぁるく照らしていた。 律希

ブログ限定小説「終わりのための11分」第二十一話

待ち合わせは十八時、駅から少し離れたところにある、住宅街のど真ん中にある小さな公園だ。遊具は滑り台とブランコ、シーソーが申し訳程度にあるだけ。どれもまったく手入れがなされていないのか、ブランコなんて乗った途端に崩れ落ちそうなほど板が傷んでいる。こんな危なっかしい公園で子どもを遊ばせる親なんていないし、当然、遊ぶ子どももいない。だいたい、夏場とはいえ、十八時は都会の子どもが出歩くには遅過ぎる。 律希